感情を突き動かし共感してもらえるのが、真のロジカル・シンキングです

コンサルティング・問題解決思考

こんにちは。司法書士の甲斐です。

マーケティングの領域でも何でもそうですが、ビジネスパーソンの必須のスキルとして「ロジカル・シンキング」が良く挙げられますよね。

人や企業によっては、半ば宗教のように「ロジカル・シンキング信仰」が強い傾向にあったりしますが、その一方で上司やお客さんから

理屈は正しいんだけど、何だか腑に落ちないんだよね。

と言われる事もあったりしませんか?

これは良く、「理論だけでは人は動かない。あくまで人間は感情の生き物だから」なんて結論付けられているからです。

じゃあ心理学を学んで、もっと人の心を理解してセールス活動などに応用しよう!なんて脊髄反射的に考えてしまう人がいるのですが、これって、実はロジカル・シンキングをもっと広く捉えることで解決する問題なんですね。

1.ロジカル・シンキングは血の通わないものではない

ロジカル・シンキングと聞くと、

「高そうなスーツを着てメタルフレームの眼鏡をかけた人が、近づきがたい雰囲気を醸し出して感情を排除し、沈着冷静・理路整然と話しをする為のツール」

であると受け取る人もいるのですが、本当はそんな事全然ないのです。

ロジカル・シンキングって本来の意味は「筋道立て物事を考える」事であり、その筋道立てて考えた事を、他人に分かりやすく伝える為のツールです。

こう考えると本来は、相手から「確かにその通り!」と共感して言ってもらえる為のものであり、そこには感情も当然入ってきます。

でも「理屈は正しいけど、腑に落ちない」と言う事がなぜ起こるのかと言うと、それは感情の問題ではなく、「深くてオリジナルな意見」が無いと言うのが原因なのです。

2.本当のロジカル・シンキングは感情を突き動かす

論理的に考えても相手に響かない一番の原因は、「深い洞察によるオリジナル・ユニークな視点がない」からです。

端的に言うと、考えが浅いんですね。

ロジカル・シンキングを使う場面って、お客さんとかに「この方法がベスト」等、プレゼンを行う場面だと思うんです。

そんな場面って、お客さん自身も何らかの行動を取らなくちゃいけない事は分かっていると思うんですが、考えがまとまらずモヤモヤしていて、結局行動できない状態なんですね。

そんな状況なのに理路整然とした説明だけだと、「そんな事は分かっているんだけど・・・。」となってしまいます。

そんなときに、「深くて自分なりのオリジナル・ユニークな視点」があれば

そうか、そんな方法があったか!」「それ、いいね!

と前のめりに共感してもらえるのです。

逆に考えると、ロジカル・シンキングとは、「深くて自分なりのオリジナル・ユニークな視点」を引き出す為のツールなんですね。

この本当の意味でのロジカル・シンキングができるようになると、あなたははさらにお客さんの信頼を得る事ができます。

3.深くて自分なりのオリジナル・ユニークな視点をどうやって出すのか?

とは言え、深い洞察によるオリジナルでユニークな意見なんてそう簡単に出ませんので、日々の訓練から身に着けるしかありません。

ではどう言った訓練を行うのかと言えば、古典的な方法ですが「So What?」「Why So?」をひたすら繰り返すのです。

「So What?」は「だからなに?」。つまり、一つの事象に対してその意味する所を考え、本質を探るために「だからなに?」と自問自答するのです。

「Why So?」は「それはなぜ?」。自問自答するのは同じですが、こちらは一つの事象に対する原因を考える為の自問自答の方法です。

訓練の方法としては、例えばネットニュース等を見たときに「So What?(だからなに?」」「Why So?(それはなぜ?)」と繰り返し考える。

そうする事で表面的な話しではなく、「深くて自分なりのオリジナル・ユニークな視点」を考え付くことが出来るのです。

最初は難しいかもしれませんが、慣れてくると「So What?(だからなに?」」「Why So?(それはなぜ?)」を瞬発的に展開する事が出来ます。

ぜひ、日常習慣化してみて下さい。

4.まとめ

・ロジカル・シンキングは血の通わないものではなく、むしろ共感を得ることができる。
・ロジカル・シンキングで共感を得るためには、「深くて自分なりのオリジナル・ユニークな視点」が必要。
・深くて自分なりのオリジナル・ユニークな視点には「So What?(だからなに?」」「Why So?(それはなぜ?)」を繰り返す事が必要不可欠。

「So What?(だからなに?」」「Why So?(それはなぜ?)」はニュースだけではなく、どんなテーマでも訓練する事が出来ます。

ただ、習慣化するのは非常に大変なので、毎日少しずつでも良いのでチャレンジしていきましょう。

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