「〇〇専門家」程度の差別化ではこれからのビジネスはもう戦えない理由

起業・副業

こんにちは。司法書士の甲斐です。

今日のネタはとある方のツイートです。

『あなたと言ったら何?この答えが言えない人はインスタグラマーにはなれない。数年前なら投稿者がまだ少ない時代だったけど、溢れ変える現代では「〇〇専門」くらいの差別化では全く戦えない。それにこの問題に向き合わないと確実に「価格競争」に巻き込まれます。その上で聞きくね、あなたと言えば何?』

これはいわゆる『ブランディング』の話しですね。

投稿者は「インスタグラマー」と言っていますが、これはビジネスをしている人全員に当てはまる内容と言っても間違いないでしょう。

で、僕が気になったのがこの部分です。

「〇〇専門」くらいの差別化では全く戦えない。

ひと昔前のビジネスの基本はやれ差別化だのブランディングだのと言って専門分野に特化した差別化が流行っていたのですが、もはやそれだけでは通用しないと言う事です。

今回はその理由と、では今後どうすれば良いのか?と言う点についてお話していきたいと思います。

1.差別化しても、いずれはその状態が当たり前になる

一つの例をお話します。

僕の知り合いの不動産会社の方で「任意売却」を専門にしていた人がいました。

任意売却とは、簡単に言うと住宅を売却しても購入時のローン残高が残ってしまう、不動産の売却の事です。

住宅購入時は問題なかったのですが、何らかの理由により住宅ローンの支払いが苦しくなった人が、この任意売却を行うケースが多いんです。

10年ぐらい前はこの任意売却に対応できる不動産会社って非常に少なかったんです。

法的な知識や住宅ローンを設定している銀行とのやり取り、お客さんに対するケア等が通常の不動産売却に比べて難易度が高いのがその理由です。

その為、「任意売薬の専門家」であれば差別化も容易でビジネスブログを書けば問い合わせは1日10件以上。夜中も問い合わせの電話やメールが止まらない。

まさにブルーオーシャンで「入れ食い状態」だったんですね。

ただ、そのような独り勝ち状態は当然長くは続くわけはなく、実際、競合他社にその手法を真似されてしまって、彼は今非常に苦しい状況に立たされています。

このように、どんなに差別化しても遅かれ早かれ競合他社に真似されてしまい、結局は厳しい競争に巻き込まれる、それが現代のビジネス環境なのです。

2.「あなたと言えば何?」は「自分の本質」から考える

ではこの『〇〇専門」くらいの差別化では全く戦えない』事を前提としてどうするか?と言うのが「あなたと言えば何?」でしょう。

まずこのポイントは、他の方も指摘しているのですが「ベネフィット」がある事。

つまり、「お客さんのベネフィット」ですね。

ここを外してしまえば、ただの独りよがりで思い上がりの勘違い野郎になってしまいますので。

では以上の事を踏まえ、「あなたと言えば何?」とは何なのか?と言う事ですが、究極的には「あなたのありたい姿」「あなたとはそもそも何者なのか?」と言った、自分の本質を考える事を意味するでしょう。

なぜなら、結局人はその人の深い部分・本質に共感し惹かれるものですから。

ビジネスを行う上で企業理念を作っている人は結構多いのですが、この「自分の本質」まで考え、自分のお客さんに具体的にどのようなベネフィットを与える事ができるのか?と言った事まで言語化している人はまだまだ少数派でしょう。

だからこそ「あなたと言えば何?」を真剣に考え、誰もが理解できるぐらいに言語化する事で、その他大勢から突き抜ける事ができるのです。

3.まとめ

  • 情報がますます氾濫する今後の社会のビジネスにおいては〇〇専門」くらいの差別化では全く戦えない。
  • だからこど「あなたと言えば何?」が必要になってくる。
  • 「あなたと言えば何?」とは、自分の本質を考え、相手に与えるベネフィットを考える事

ビジネスを取り巻く環境は今後ますます厳しさを増すでしょう。しかし逆に考えるとより自由な発想のビジネスでお客さんや社会に貢献できると言う事です。

使い古された言葉ですがピンチはチャンスです。「あなたと言えば何?」脳みそに汗をかいて真剣に考えてみましょう。

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