「起業したい!」と考えたときにやるべき事とは?

起業・副業

こんにちは。司法書士の甲斐です。

「サラリーマンのように人に使われる仕事は嫌だ!」

「不安定な世の中だからこそ、自分自身の力で稼いでいきたい!」

「ストレスなく、自分の好きな事を仕事にしたい!」

「だから起業したい!」

と、起業したいと考える理由は人それぞれであり、その次のステップである「起業するには具体的にどのような事をすれば良いのか?」と言う情報も世の中には沢山存在しています。

まぁ情報がありすぎるので「結局何をすれば良いのか訳わからん」状態になり、出たとこ勝負をする人も多くいますね。

確かにまずは行動するのは大切なのですが、それは事前の準備をおろそかにしても良いと言う理由にはなりません。

行き当たりばったりで成功すれば良いですが、ほとんどの場合は大失敗してしまいますので。

では、失敗する確率を少しでも減らすために、起業を行う上で最低限やるべきことは何なのか?。

今回はそんなお話をしてみたいと思います。

1.商品(コンテンツ)を作る

① 今の仕事の延長線上で商品(コンテンツ)は考える

まずは起業する上で大前提となる、「何で」稼いでいくのか、商品(コンテンツ)を考えて行きます。

既に仕事上のノウハウがある人(例えばWebデザイナーや動画編集者等)であれば、それをそのまま仕事をすれば良いのですが、では、そのようなノウハウや経験がない場合、どうすれば良いのか?

その場合でも、基本的には自分の中の経験・ノウハウ(リソース)で商品を作る事が大前提です。

良く「ブログ(アフィリエイト)で月収●万円稼ごう!」とビジネス情報弱者を煽っているインフルエンサーがいますが、これはお勧めしません。

自分のコンテンツが明確になっていない限り、ブログを書いても薄っぺらいものになり、PVも集まらず絶対に稼ぐ事ができないからです。

② 自分の中のノウハウ・経験を深掘りする

では実際に自分の中の経験・ノウハウ(リソース)を商品化するにはどうすれば良いか?と言う話しですが、「深掘りして、リソースを組み合わせる」と言う方法があります。

アイディア出しでよく使われる「ブレインダンプ」を行い、

  • 人よりも少しでも知識がある事
  • 人より少しでも得意な事

をひたすら紙に書き出していきます。

書き出したら、そのリソースの組み合わせでビジネスができないか?を考えます。

例えば、経営コンサルタントをしていて心理学にも詳しい場合、「経営コンサルタント×心理学」と言う組み合わせで経営者の心理的な相談にも対応する、と言うサービスはどうか?と考えるのです。

ブレインダンプの具体的なやり方は下記のページをご覧下さい。

起業したいけどアイディアがない場合は「ブレインダンプ」をやるべし!
最近は起業・ノウハウに関する情報があちらこちらで見かけるようになり、起業そのもののハードルは随分下がったように感じます。ただ、それでも人の悩みは尽きる事がなく、そもそも「起業したいけど、どんな事業を行ったら良いか分からない。アイディ...

③ ニーズの調査

リソースを組み合わせてそれでお終い!と言うわけではありません。この段階で「そもそもニーズがあるのか?」と考え、リサーチを行う必要があります。

そもそもニーズが無ければ売上に繋がりませんからね。

友だちや知人に聞いてみるのも良いですが、簡単にもっと多くの意見を集める事ができるのが、SNSを使った方法です。

Twitter等のSNSで「このようなサービスを考えているのだけど、どうだろうか?」と情報発信してみるのです。

直接会った事がある人は勿論、直接は会った事が無い人、どちらかと言えば性格が真逆な人等、様々な意見が出てくる可能性があります。

それらの反応を元に、商品・サービスをブラッシュアップしていけば良いのです。

2.ブログ、SNSを始める

上記のコンテンツ作成と同時並行して、ブログやSNSを始めるようにしましょう。

特にブログは広告を利用しない限り、検索順位で上位に表示される為にはそれなりの時間がかかります。

その為、起業準備期間にそれなりのボリュームのブログを作っておくと、いざ起業したときにスタートダッシュを切る事ができます。

またSNSもビジネスとして取り組んでいれば、上記の「ニーズの調査」等で大きな効果が期待できます。

なお、サラリーマン等で実名が出せない場合、差し当たって匿名でブログやSNSを行っても良いでしょう。

ネット上では「ブログではもう稼げない」なんて言われていますが、それはあくまでアフィリエイト等のお話です。「ブログはあくまで集客ツール」と考えた場合、稼げないわけではありません。

3.マーケティングを学ぶ

企業のマーケティング部門の人間ではない限り、マーケティングを真剣に学んでいる人は中々いないと思います。

ただ、起業を行うのであればマーケティングの勉強は必須です。営業マンとして多くの結果を残してきた人であっても例外ではありません。

特にスモールビジネスのような小規模で起業する場合、営業も経理も総務も全て自分が行う必要があります。つまり、絶対的にリソースが足りないのです。

その中で戦略的に結果を残すためには、自分の商品・サービスを必要としている人、お客さんとして理想としている人に的確に情報を届けるスキル=マーケティング能力を身に着ける必要があるのです。

このマーケティングをしっかりと学ぶ事で1対複数のコミュニケーションを極める事ができ、1対1の営業の場面でも余裕を持って接する事ができるのです。

4.簿記を学ぶ

「数字はどうも苦手で・・・」と思っても経営者であれば数字を押さえる能力は必須です。

自分の事業の売上はどうなっているのか?経費は?借入金は?等々、数字を把握出来ない起業家は簡単に倒産・廃業の道にまっしぐらになるでしょう。

例え税理士に丸投げするとしても、簿記の勉強は行うべきです。

勉強方法としては、差し当たっては「簿記の教科書を読む」と言う方法で大丈夫です。簿記の資格を取る取らないは別として、簿記の教科書で勉強する事で簿記や会計と言った、事業を行う上で必要な数字の理解に役立つはずです。

5.法律を学ぶ

ビジネスとは取り引き先との取引であり、契約ごとです。

契約とはまさに「法律」であり、法律を知らない起業家は簡単にカモされる事になります。

その為、起業をするのであれば法律知識を学ぶのは必須でしょう。

ビジネスと法律の関係性については、詳しくは下記のページをご覧下さい。

ビジネスの基本は「法律」である理由
終身雇用制度の崩壊、政治不信、社会事情等から最近は起業(副業を含む)を行う人が増えてきました。その一方、起業初心者に対してコンサルや様々な商材を売る「(自称も含めた)成功した起業家」が雨後の筍のごとく存在するようになりました。彼...

6.まとめ

ここまでご覧になられてお疲れ様でした!

どうでしょう、正直「こんなに勉強しなきゃいけない事があるのかよ!」と思われたかも知れませんが、これはあくまで最低限の事です。

実際は起業するのであればもっともっと学ぶべき事があります。

サラリーマンであれば何かあれば会社が守ってくれますが、起業家は何かあっても誰も助けてくれません。

だからこそ、サバイバルなビジネス環境から自分を守る為に、様々な事を学び続ける必要があるのです。

  • 「楽して稼ぎたい!」
  • 「自分の好きな事を仕事にしたい!」

そのような事を理想にするのは大変素晴らしいのですが、その為にやるべき事は沢山あります。

ファンタジーで終わらせるか、しっかりと自分の物としてビジネスを行うか。全てはあなた次第です。

この記事の執筆者(文責)
司法書士 甲斐智也

起業支援と商品・サービスのコンサル化のお手伝いもする司法書士|マーケティング思考でコンセプトをしっかりと考えた会社設立します|2級FP技能士|たまに心理カウンセラー|某球団マスコットの中の人の経験あり

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