こんにちは。甲斐です。
起業した場合、一にも二にも営業活動が重要になります。
色々な営業活動がありますが(最近はSNSをガッツリとされている方もいらっしゃいますね)、今回のテーマはその中の一つ、「異業種交流会で仕事を取る方法」です。
ただ、「異業種交流会では仕事は取れない」とネットで検索すると良く出て、実際に仕事が取れない人の方が多いと思います。とは言えちょっとしたコツさえ掴めばちゃんと仕事を依頼されます。
では、僕も実際に行っているその方法、じっくりとお話していきますね。
1.大前提。異業種交流会は仕事が欲しいクレクレ君ばかり
いきなり夢も希望もない事を言ってしまいますが、基本的に異業種交流会に集まっている人は程度の差はあれ仕事が欲しい人達、つまりクレクレ君です。
中にはそうじゃない人もいますが、ほとんどがクレクレ君です。なので場合によってはあなたはバンバン営業をされる可能性があります。
営業活動でみんな来ているわけですから、それはしょうがないんです。
この事を前提として異業種交流は活用しましょう。
2.個別で話をしたい人の理想像を決める
異業種交流が終わったあと個別面談(1to1とか1on1とか呼ばれているもの)を行うのですが、時間は有限ですので交流会で出会った全ての人と1on1するのは事実上不可能でしょう。
なので、「こんな人と個別に1on1したい!」と言う人を事前に決めた方が良いです。具体的には
・直接的にお客さんになる人(いわゆる「金のタマゴ」)
・お客さんを紹介してくれる間接的なお客さん(いわゆる「金のダチョウ」)
ですね。なお、僕の場合は「高度な専門的スキルを有していて、かつ人としてなんか面白い人」と言う金のタマゴでも金のダチョウでもない人物を設定しています・・・。
(まぁ、これはありがたい事に既に多くの人脈があるからでありからで、最初はやはり直接的・間接的なお客さんを意識した方が良いです。)
3.自分は喋らず、相手の話を徹底的に聞く
では実際に1on1を行う場合ですが、あなたは喋らず、相手の話を聞く事を徹底するようにして下さい。
例えば1時間の1on1であれば、相手に50分話してもらう。その理由は色々ありますが、一番重要なのが「相手の人となりを知る事」です。
- どう言う性格なのか?
- 何が好きで何が嫌いか?
- どのような価値観で仕事をしているのか?
- どのようなあり方を大切にしているのか?etc
上記のような事を引き出すための質問を徹底的に考え、相手に質問し話してもらうのです。このような事を話すのを嫌いな人ってあまりいません。喜んで話してくれるでしょう。
で、予定した時間が終わろうとしたとき、自分ばかり喋ってしまった相手はすまなそうにするでしょう。そのときに次回のアポを取って今度は自分が喋ればOK、と言う流れです。
ポイントは、「最初から売り込みをしない」事。
人は売り込みがされるのが大嫌いです。僕も大嫌いです。だからこそ、まずは「聞く姿勢」を徹底するべきなんです。
相手の話をしっかりと聞いた上で
「●●さんのお話を聞いていて■■と言うお悩みがあるのかなーと思ったんですが、どうでしょう?■■と言うお悩みであれば僕の▲▲と言うサービスがお役に立てると思うのですが、一度お試しでいかがですか?」
と言う軽いセールスであれば、相手も聞く耳を持ってくれるはずです。だからこそまずは余計な事を考えずに、徹底的に聞く事が必要になってくるのです。
4.相手が自分の商品・サービスを買ってくれなかったら?
徹底的に聞く姿勢を行ったとしても、相手が自分の商品・サービスを購入しない事もあるでしょう。でも「ち、やっぱりダメだったか」と愚痴を言ったり態度に出すのはNG。
そんな場合でも相手に何が出来るかを真剣に考えましょう。
例えば、相手の直接的なお客さんを紹介するとか。使い古された言い回しですが、相手に貢献する事によって相手からお客さんを紹介される事だってあります。
せっかく時間を取って1on1を行ったのです。一つ一つのご縁を大切にしましょう。
5.まとめ
時折、異業種交流後の1on1を機械的にやろうとする人がいるのですが、これは絶対にNGです。
特に相手の事をカテゴリー(職業)でしか見ない人がいます。
この態度は本当に最悪。相手は一人の人間ですので、カテゴリーではなく「人」を知るようにして義務感で1on1を行わないようにしましょうね。