「怪しい!」と思われないコンサルタントになる為の5ヵ条

コンサルティング・問題解決思考

こんにちは。甲斐です。

起業や副業を考えた場合、小資本で始める事ができる無形商材「コンサルタント業」がお勧めです。

ただ、コンサルタントは特に資格を取る必要がなく、誰でもすぐに「コンサルタント」を名乗れてしまうんですね(外資系のコンサルティングファームに就職していなくても、コンサルタントは名乗れます)。

その為、「怪しいコンサルタント」が雨後のタケノコのごとく現れ、低品質なサービスを展開し、お客さんに損害を与えている事もあったり。

これから何らかのコンサルタントを目指す人は、この「コンサルタント=怪しい」と言うイメージとはどうしても戦っていく必要があるのですが、ちょっとした取り組みで、あなたは怪しくない、誠実なコンサルタントであると認知されるのです。

今回は「怪しい!」と思われないコンサルタントになる為のお話です。

1.プロフィール写真で腕組みをしない

「コンサルタントのプロフィール写真と言えばこれ!」的なのがあるんですよね。

テカテカのスーツにどや顔で腕組みしている写真、見たことありませんか?

絶対にこうしなければいけない!と言ったルールがあるのかどうか分かりませんが、多くのコンサルタントが腕組みをしている写真を使っていて、正直その時点で怪しさ全開です。

明確な目的がない限り、腕組み写真は絶対にやめましょう。

2.お客さんをマウンティングしない

僕自身、怪しいコンサルとトラブルになった人の代理人となって、怪しいコンサルと交渉をする機会が良くあるのですが、彼らは確実に相手をマウンティングしてきます。

「自分は色々な知識を知っていて素晴らしい。あなたは無知でバカ。」

こんな感じです。法的交渉を行っている司法書士に対してもこんな態度なんですよ(笑)

そもそも何でこんなマウンティングをしてくるかと言えば、その理由はただ一つ。

自分の提供しているサービスが薄っぺらく、その事を悟られたくないからです。

だから最初の段階で上下関係を作ってしまうんですよね。

当然こんな事しては「怪しいコンサル」に一直線です。お客さんをマウンティングするのは絶対にやめましょう。

3.専門分野に関する事や仕事に対する価値観等の情報発信をしっかりと行う

お客さんの立場から考えると、実際にサービスを受けてみないとコンサルタントの実力が分かりません。

なので、お互いの事を良く分からない状態でやらざるを得ないのがコンサルティングの宿命であり、その過程でお客さんとの認識がズレてしまうと、「怪しいコンサル」と思われる可能性があります。

これを回避するには、あなたの専門分野について積極的に情報発信をしていく必要があります。

また、専門分野だけではなく、どのような思いで仕事をしているのか、あなた自身の価値観についても同様に情報発信すべきでしょう。

あなたの専門分野と価値観、両方を発信する事により、お客さんがあなたの事を十分に理解した上で依頼をしてくるので「怪しい」とは思われなくなります。

4.専門用語を連発せずに誰でも分かる言葉で話す

専門家って文字通り専門家なので、どうしても専門用語で話してしまう癖があります。

特にIT系のコンサルタントの場合、横文字だらけで一般の人には訳が分からないでしょう。

イシューがどうだ、アサインがどうだ、アグリーはどうなっているのか?セグメントは?・・・等々。こんな言葉連発すると怪しさ全開です。

専門用語を連発されるとその言葉の意味を理解する必要があり、結果として話し全体を理解する事が出来ません。

お客さんには専門用語を使用せず、分かりやすい言葉で話しましょう。

5.契約書をちゃんと作る

怪しいコンサルタントは99%契約書を作りません。契約書と言う証拠を残すと、自分が不利になる事を知っているからです。

契約書と言うのは、ビジネス上で何らかのトラブルがあった場合に自分を守る為に作成するのですが、お客さんへの誠意の証としても、契約書をちゃんと作成する必要があるのです。

6.まとめ

世の中には本当に怪しいコンサルタントが沢山存在ます。

ただ、逆を言えばお客さんの為に誠実に、やるべき事をちゃんとやっているだけで、それらの「怪しいコンサルタント」との差別化が図れる事になるのです。

お客様の為に、良い仕事をしましょう。

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甲斐 智也

甲斐 智也

表現者。元舞台俳優。演劇を活用した論理と感性のハイブリッドコンサル。趣味はキックボクシングとランニング

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甲斐 智也

甲斐 智也

表現者。元舞台俳優。演劇を活用した論理と感性のハイブリッドコンサル (詳しい自己紹介は画像をクリック!)。

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