個人事業主・フリーランスに必要な能力・スキルはズバリこれです!

起業・副業

こんにちは。甲斐です。

新型コロナウィルスの影響で企業経営が大きく悪化し、会社に頼る事なく個人事業主・フリーランスとして独立する人、もしくは会社員でもフリーランス的に働く人が今後増えてくると予想されます。

昨今はインターネット、SNSの発展により独立しやすい環境ではありますが、その分、独立の為の十分なスキルを身に付けないまま独立し、その結果、炎上マーケティングしかできない人が後を絶ちません。

では、個人事業主・フリーランスにとって必要な能力・スキルとは何なのでしょうか?

今まで様々な個人事業主・フリーランスを見てきた経験から、9つの能力・スキルを挙げてみたいと思います。

1.実務遂行能力

まずは当たり前ですが、実務遂行の力が挙げられます。

あなたが提供する商品・サービスがショボくても駄目ですし、商品・サービスが良くても、あなたの提供方法がショボかった場合、クライアントを満足させる事は出来ませんし、その結果、十分な報酬を得る事も出来ません。

実務遂行能力は、プロである以上あるのが当たり前です。

これから独立を考えている人は、再度考えてみて下さい。

「自分の商品・サービスはショボくないか?その提供方法はショボくないか?」と。

見た目だけ立派、でも中身がショボい商品・サービスを売る事は、クライアントに対する裏切り行為です。

この事は肝に銘じて下さい。

2.バイタリティ

独立した当初や新しい事を行う場合、寝る間を惜しんで仕事をする期間が必ず必要になってきます。

それこそ24時間、働いている状態ですね。

もちろん、そのような生活は長くは続きませんが、事業を早く軌道に乗せる為、一定の期間「死ぬ気で頑張る事」はどうしても必要になり、それを支えるのがバイタリティです。

自分の好きな事に情熱をささげ、人並み以上の努力を苦にしない為にも、バイタリティは必要になってきます。

3.コミュニケーション能力

クライアントとの仕事の打合せでは、コミュニケーション能力は必須になります。

コミュニケーション能力、つまり

  • 相手が伝えたい事を、誤解する事なく、100%理解する能力。
  • 自分が伝えたい事を、誤解させる事なく、100%理解してもらう能力。

この2つの能力を指します。

このコミュニケーション能力が低い場合、クライアントとの打合せが上手くいかず、仕事の受注の機会を逃す可能性が出てきます。

4.ロジカルシンキング

ロジカルシンキング、つまり、筋道立てて物事を考える力です。

コミュニケーション能力とも関連するのですが、ロジカルシンキングが無ければ、「あなたの言っている事は行き当たりばったりで良く分からない」と言われる可能性があるでしょう。

逆にロジカルシンキングをマスターしていると、「なるほど、確かにあなたと言う通りだ」とクライアントの信頼を得る事ができます。

5.マーケティング

マーケティング、すなわち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」為の活動です。

このマーケティングの考え方が無ければ独りよがりの商品・サービスを展開する事になり、どんなに営業トークが上手くても仕事を受注する事が出来ません。

また、マーケティングは本来社長の仕事とされており、組織の中のマーケティング部門だけの話しではない為、「自分はマーケティングの経験は無いんです・・・」と言った話しは一切通用しません。

経営者はマーケティングの考え方を学ぶ事は必須です。

6.契約に関する法律知識

クライアントから仕事を受託する以上、契約に関する法律知識は必須です。

この法律知識が無ければ、仮にクライアントから報酬を支払ってもらえない等、トラブルになった場合でも泣き寝入りするしかありません。

また、相手から契約書を提示された場合、法律的な知識が無ければ自分に不利な条件が書いてあったとしても、それに気が付く事が出来ません。

仕事を受託する=契約です。

契約書を読めない、契約に関する法律知識を勉強をしない人は、厳しい言い方ですが独立しても必ず失敗するでしょう。

7.クライアントとの交渉力

交渉力、つまり「話しをまとめる力」です。

仕事を受託する上で、クライアントと様々な交渉を行う事になります。

その中で絶対にゆずれない部分や、譲歩しても良い部分をきちんと整理し、相手との交渉に臨んだり、感情的にならない等、交渉全般に関するスキルの事です。

8.マネーリテラシー

お金全般に関する事です。

経理の知識から会計、税金やその他お金に関する幅広い知識の事を指します。

このマネーリテラシがない限り、どんなに稼いだとしても「死に金」のようなお金の使い方しか出来ず、ただ不幸になるだけです。

個人事業主・フリーランスも経営者です。

マネーリテラシは必ず身に付けるようにしましょう。

9.ユーモア

ここまで様々な能力・スキルを挙げてきましたが、まだ必要なものがあります。

それが「ユーモア」です。

どんなにビジネス上素晴らしい能力・スキルを持っていても、「人を笑顔にする」能力がなければ、あなたの周りには中々人は集まってこないでしょう。

常に周りに誰かが集まってくる人は、誰かを笑顔に出来る人です。

だからこそ慕われ、その人の能力を必要とする人が後を絶たないのです。

「でも、自分にはユーモアのセンスないし・・・。」

と思われても大丈夫です。

自分自身の人生をしっかりと楽しめば、あなたの周りの人も笑顔になりますから。

10.まとめ

個人事業主・フリーランスに必要な能力・スキル

  • 実務遂行能力
  • バイタリティ
  • コミュニケーション能力
  • ロジカルシンキング
  • マーケティング
  • 契約に関する法律知識
  • クライアントとの交渉力
  • マネーリテラシ
  • ユーモア

多すぎて厳しいでしょうか?

でも、個人事業主・フリーランスとして仕事を行うと言う事は、この厳しさと戦う事なのです。

個人事業主・フリーランスとなれば、誰もあなたの事を助けてくれません。だからこそ、これらのスキルを身に付け、自分の事は自分で守るスタンスが必要になってくるのです。

独立して成功するか否か。

全ては、あなたの行動次第なのです。

【お気軽にお問い合わせ下さい】
起業やパーソナルブランディングに関する提供中サービスはこちら。

甲斐 智也

甲斐 智也

表現者。元舞台俳優。演劇を活用した論理と感性のハイブリッドコンサル。趣味はキックボクシングとランニング

関連記事

特集記事

甲斐 智也

甲斐 智也

表現者。元舞台俳優。演劇を活用した論理と感性のハイブリッドコンサル (詳しい自己紹介は画像をクリック!)。

「表現力」で営業力アップ

パーソナル・ブランディング

人気の記事

  1. 1

    一人会社の場合はどうなる?取締役と会社の「利益相反取引」とは?

  2. 2

    違法じゃなければOKでしょ?が通用しない理由

  3. 3

    水を1万円で売る?商品・サービスの価値の作り方とは?

  4. 4

    トラブル防止!コンサルティング契約書の作成のポイント・ひな形

  5. 5

    コンサル契約で「いかなる理由でも返金しない」条項があったら要注意!

最近の記事

  1. 今こそ営業マンは「脱」営業マン化すべき

  2. 演劇のセリフを喋るレッスンはビジネスの営業面でも活用できる

  3. AI時代を生き抜く営業力は「コミュニケーション力」と「共感力」です

  4. 演劇・演技レッスンがビジネスで注目されている理由とは?

  5. 異業種交流会で仕事を取るマル秘テクニック、教えます。

TOP