起業、ビジネスでは積極的にリスクを取るべきか?

起業・副業

こんにちは。司法書士の甲斐(@tomoya_kai)です。

起業を行う上でリスクはつきものです。

有名な起業家も「成功する為には積極的にリスクを取るべきだ!」と言った趣旨の話しを良くしていますし、リスクを恐れず積極的に飛び込んでいくマインドが起業家には当然必要です。

ただ、最近はこの「積極的にリスクを取るべき!」と言う話しが独り歩きをして、「何でもかんでもリスクを取るのが当然!」みたいな話しになってて、ちょっとそれは違うなーと思いますので、今回のブログのテーマにしてみました。

本当に、ビジネスでは積極的にリスクを取るべきなんでしょうか?

それを考えてみたいと思います。

1.起業する上でのリスクとは?

そもそも、起業する上でリスクとは何なのでしょうか?すぐに思いつくリスクもありますし、潜在化しているリスクもありますので、簡単にまとめたいと思います。

① 定期的な売上がない

これは誰でも思いつく起業のリスクですね。

サラリーマンと違い起業すれば定期的な収入は無くなりますし、売上を確保する為には積極的な営業・集客活動を行う必要があります。

これらは努力をすれば必ず報われるものではありません。どんなに努力をしても何カ月も売上ゼロなんて事もあり得ますし、そうなれば精神的にも疲弊していく事になるでしょう。

② 体調を崩すことができない

これは①の売上にも関係するお話です。

一人で起業した場合、全て自分の自由な意思でビジネスを行う事が出来ますが、裏を返せばあなた一人しかいない為、何らかの理由で体調不良や精神の不調になった場合、収入が途絶える可能性があるのです。

その為、ビジネスを早く安定させるため起業当初はサラリーマン以上に時間をかける一方で、体調管理もしっかりすると言った、ある意味矛盾した行動を取る必要があるのです。

③ 法的なトラブルに巻き込まれる事がある

起業してビジネスを行うと言う事は、誰かと法律関係になると言う事です。

例えば仕事をしても報酬を何だかなんだと理由を付けられて支払ってもらえないと言う事が良くあります(実際、フリーランスの悩みの上位は報酬未払いの事です)。

また、自分自身が意識していなかったとしても他人の権利を侵害してしまったり、その他の違法行為を行ってしまうと言うリスクもあります。

サラリーマン時代では特に意識しなかった法的リスクについても意識する必要があるのです。

④ コロナ禍のような個人の力ではどうしようもない状況もある

さらに個人の力ではどうしようもない事も発生します。今回のような新型コロナウィルスですね。

この「個人の力ではどうしようもない状況」になったとしても、国や地方自治体等は助けてくれないのはもう明らかです。

そのような絶望的な状況のとき、どのような対応を取るのか?と言った厳しい判断を迫られる事があるのです。

⑤ 人間関係を壊す

ビジネスが上手くいっていれば良いのですが、思うように結果が出なければ精神的に不安定になり、もしかしたら配偶者や家族に冷たくあたってしまう可能性があるでしょう。

それが何度も続けば離婚等、人間関係の崩壊にも繋がるのです。

2.起業する上で積極的にリスクを取るべきか?

まだまだ起業する上でのリスクはあるのですが、代表的なものを挙げてみました。

ビジネス系インフルエンサーは

  • 「リスクを積極的にとるべき」
  • 「リスクを取らなければ稼げない」

としきりに言っていますが、本当にそうなのでしょうか?

これについては僕なりの答えがあるのですが、それをお伝えする前にあなたも少し考えてみて下さい。

考えましたか?では、僕なりの答えをお話します。

起業を行う上で当然リスクは取るべきなのですが、だからと言って再起不能な状態になってはいけません。

・・・当たり前ですよね?でも、この当たり前の事に言及している人って、結構いないんですよね。

「リスクは積極的に取れ!」「死ぬこと以外、かすり傷!!」

なんて耳障りの良いフレーズの方が100倍やる気になりますので。

でも、考えなくてはいけないのは「何の為にリスクを取るのか?」です。

リスクを取るのは当然ながら売上に繋げるためであり、誰かの悩みの解決や願望を叶えてその人に幸せになってもらう為であり、自分自身が理想とする生き方をする為です。

それなのに良く考えず「リスク取るオレ、カッコイイっ!!」と言うノリだけでリスクを取るのは、致命的で再起不能な状態に突き進む危険性があるのです。

3.まとめ -小さく始めて大きく育てよ-

対してダメージにならないリスクは積極的に取っても良いのですが、明らかにハイリスク・ハイリターンな場合は考えなくてはいけません。

起業はギャンブルではありませんので。

やはり基本はスモールビジネスだと思います。小さく始めて大きく育てる、それがリスクを最小化しつつ結果を残せる最適解なのではないでしょうか?

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