起業の相談は具体的に誰にするべきか?

起業・副業

こんにちは。甲斐です。

起業に関する情報、例えば

  • そもそも起業とは何なのか?
  • どのように起業をすれば良いのか?
  • 起業に必要なスキルは?

このような事はだいたいインターネット上に沢山転がっています。

起業をしたい場合、有益な情報を自分で取捨選択し、ひたすら自分で努力すれば良いのですが、「誰かに相談したい!」と思う事もあるでしょう。

では具体的に誰に相談すれば良いのか?

Twitter上では質の悪いビジネス系インフルエンサーがいるので、信者になっている人は彼らに相談するのでしょう(そして木端微塵になる)。

もしくはネットで検索して起業家を支援する会社とか税理士と言った士業とか。

無料で身近な所で言えば、商工会議所が起業したい人向けのセミナーをやっているので、そう言ったモノを活用するのも良いでしょう。

ただ、本当に相談すべき人物と言うのが、実は他に存在するのです。

1.起業したい場合、誰に相談すべきか?

これ、考えればすぐに分かるんですが、正解は、「自分がやろうとしている事業と同じ事業をしていて成功している人」です。

当たり前なんですが、以外と実践している人って少ないんですよね・・・。

相談したい人はSNSやブログ等で検索すれば簡単に見つける事ができますので、下記のようなポイントをチェックして「この人だ!」と思う人にアポを取ってみて下さい。

  • 起業家としての実績
  • どのような性格の人なのか?
  • どのような価値観を大切にしているのか?

短期間の投稿ではなく、少なくとも一か月ぐらいの投稿を観察するようにしましょう。その人がSNSをやっているのであれば積極的に絡んでいくのも良いですね。

また、その人が本を出版しているようであれば、買って読んでみても良いかも知れません。

そのように情報収集して「この人だ!」と思ったら、起業について相談したい旨を告げアポを取りましょう。このときに大切なのが有料」で相談にのってもらう事です。

2.なぜ「有料」で相談にのってもらうべきなのか?

「え?」と思った人、正直に手を挙げなさい(笑)

多分、ほとんどの人が起業に関する事を「有料で」相談にのってもらう、と言う意識が無いと思うんです。

(もし、「お金払うの当たり前でしょ?何言ってんの?」の思ったら、あなたは起業で成功する可能性が非常に高いです。)

何でお金を払って相談にのってもらうべきか?それは「相手に対するリスペクト」を示すためです。

順調にビジネスを走らせている人の中には、若い起業家の力になってあげたいと本気で思っている人もいるのです。

そのような人が、本来やるべき事の代わりに、あなたの為に時間を確保しているのです。もしかしたら、あなたの為に何らかの資料を用意してくれているかも知れません。

あなたの為に時間を作ってくれている相手をリスペクトするのは当然ですし、そのリスペクトの証として対価を支払うのは当然でしょう。

勿論、「お金なんていらないよ」と言われる可能性は十分にあります。でも、それとリスペクトの姿勢を示す事は全く別の話しです。

まずは相手に対して敬意を示すことを大切にしましょう。

3.相談時に何を聞けば良いか?

あまりにも具体性がない、ファッとした事を聞くのは失礼なので、質問したい事は予め具体的に用意すべきです。

ただ、お勧めはやはり「失敗談」です。

  • 起業でどのような失敗があったのか?
  • その時どのような感情だったのか?
  • そこからどうやって盛り返したのか?

等々と言った事を質問するのです。失敗した事は普通は話したくないのですが、あなたが敬意を持って接すればきっと教えてくれるでしょう。

また、「成功談」と、「なぜ成功したのか?」も必ず質問するようにしましょう。

人は失敗すると様々な反省をするのですが、成功した場合「なぜ今回成功したのか?」と振り返る事はあまりありません。

逆に言えばこの質問に明確に答える事が出来る人は、結果を「出し続ける」事が出来る人であり、その話しはあなたにとって非常に有益になるでしょう。

4.まとめ

起業の相談は誰にするか、と言う視点は結構重要で、ここを誤って変な人に相談してしまうと、あなたのビジネスとしての基礎が大いに狂う可能性があります。

一度狂ったものを修正するのは労力を要しますので、誰に相談すべきかはしっかりと見極めるようにしましょう。

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甲斐 智也

甲斐 智也

表現者。元舞台俳優。演劇を活用した論理と感性のハイブリッドコンサル。趣味はキックボクシングとランニング

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甲斐 智也

甲斐 智也

表現者。元舞台俳優。演劇を活用した論理と感性のハイブリッドコンサル (詳しい自己紹介は画像をクリック!)。

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