こんにちは。甲斐です。
起業する理由は人それぞれだと思うのですが、描いている夢も人それぞれあると思うんです。
- 月収100万円稼ぎたい!
- 好きな時間に仕事して、ワークライフバランスを大切にしたい
- 本当に分かり合える仲間達とだけ仕事をしたい。
このような夢は起業を行う上での原動力となるのですが、ただ、しばらくすると壁にぶち当たる人も出てきます。
「頑張っても頑張っても稼げない・・・どうすれば良いの・・・・」と。
「それは努力の方向性が間違っているんだよ。正しい方向で努力すれば大丈夫。」と言ってしまえばそれまですが、ただ、昔と比べてもう何だか良く分からない現代社会、そもそも正しい方向なんてあるのか疑問になってしまいます。
なのでますます精神的に不安定になって悪手を打ちがちになるのですが、そんな時こそまずは基本に立ち戻りましょうっ!と言うのが今回のお話です。
1.あなたのお客さんは「誰」ですか?
まず、そもそもあなたのお客さんは「誰」ですか?まずはこれが明確になっているかしっかりと確認しましょう。いわゆるペルソナですね。
ポイントは「ペルソナがちゃんと絞り切れているか?」です。
「30代男性」「20代女性」とかザックリとした内容ではなく、
- どのような価値観でどのようなライフスタイルを送っているのか?
- それに基づいてどのような悩みやどのような願望があるのか?
と言った部分を徹底的に尖らせるのです。その結果、次の「あなたの商品・サービス」がより研ぎ澄まされる事になりますし、あなたが競合他社と比較して選ばれる理由になるのです。
2.あなたの商品・サービスは「何」ですか?
あなたのお客さんを定義したら、次はお客さんの悩み・願望に対するあたなの商品・サービスが明確になっているか、改めて検討しましょう。
なお、良く勘違いしている人がいるのですが、「肩書き」は商品ではありません。
例えば「司法書士」は資格であって商品・サービスではありません。コーチやコンサルタントも同様です。
商品・サービスとはあくまでお客さんの悩みを解決させたり、願望を叶えたりする事で結果どうなるのか?を端的に分かりやすく表したモノです。
- 相続手続き代理司法書士
- 資金調達コンサルタント
- 起業支援サポート
これらのようなモノが商品・サービスとなります。
【注意】
ただし、これだけではまだお客さんに「刺さらない」可能性がありますので、より深くする必要があるでしょう。「サラリーマン専門相続専門家」等々。
3.あなたのお客さんは「どこ」にいますか?
あなたのお客さんは誰ですか?と通じる部分があるのですが、そもそもあなたがどんなに素晴らしい商品・サービスを持っていたとしても、その商品を宣伝しなくては誰の目にも止まる事はありません。
その為、「私の商品・サービスはこれだ!」と発信する必要があるのですが、稼げていない場合、あなたのお客さんがいる場所に適切に発信していますか?と言う事を振り返る必要があります。
例えばあなたのお客さんが会社の一人社長であるのに、サラリーマンばかり集まる異業種交流会に参加しても意味はないでしょう。
起業したい女性がお客さんなのに、婚活中の女性ばかり集まるコミュニティに参加しても結果が出にくいでしょう。
このようにあなたが考えるお客さんと実際に情報発信している相手がズレていれば、絶対に受注につながりません。
笑い話に思えるかも知れませんが、このような事は実際に良く起こっているのです。
その為、「自分のお客さんはどこにいるのか?」については、頭がちぎれるぐらい徹底的に考える必要があるのです。
4.まとめ
僕自身も経験があるのですが、起業して人よりも沢山努力しているにも関わらず結果が出なくて稼げていない状況と言うのは、本当に本当に辛いものです。
精神的に余裕がありませんし、冷静な判断も出来なくなります。その結果、怪しげで高額なコンサルタントに助けを求めて・・・と悪循環になってしまう事も良くあります。
でも、そんなときこそ、辛くて苦しいときこそ、基本に立ち戻って下さい。
- あなたのお客さんは「誰」ですか?
- あなたの商品・サービスは「何」ですか?
- あなたのお客さんは「どこ」にいますか?
まずはこの3つについて、脳みそが引きちぎれるぐらい徹底的に考えて下さい。
それでも難しいようであれば、お気軽にご連絡下さい。ビジネスプランから一緒に考えましょう。
2020.04.30
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