仕事で過度に即レスをしない・求めてはいけない理由

ビジネスマインド・ビジネス一般

こんにちは。甲斐です。

「仕事が出来る人は、とにかく即レスをする」

このような趣旨の話、どこかで聞いたことがありませんか?

世の中はもの凄い速さで進んでいますし、意思決定や連絡も迅速に行う必要がある。さらに、レスポンスを行わず相手を待たせると言う事は、相手の時間を奪っている事になる。

だから「仕事が出来るビジネスパーソンは即レスするのが当たり前」と言う価値観ですね。

なるほど、一見すると非常にもっともな話なのですが、最近はそれが少し行き過ぎている感じが見受けられ、一種の思考停止のように「即レス」が使われている気がしてなりません。

今回のお話は「即レスをしたり、相手に求めない方が良い理由」がテーマです。

1.即レスの「即」は人によって感覚が違う

そもそも即レスについて、その時間の感覚は人によって大きく異なります。

10分以内で即レスがなければ「あいつは即レスしないから使えない」と感じる人もいれば、6時間以上経過して返答しても「彼はレスが早い」と言う感覚の人だっています。

このように時間の感覚は人それぞれであり、何をもって「即レス」なのかは非常に曖昧なのです。

自分は即レスしたつもりでも相手にとってはそうではなく、逆に不満が溜まっていき、即レスを巡る無意味なコミュニケーションエラーが良く起きたりします。

それほど、人の感覚と言うのは曖昧なのです。

2.即レスを求める人は、基本的に社会的強者

即レスこそ正義!」を価値観とする人を良く見てみると、一つの傾向があります。

それは、即レスを求める人は社会的強者であるケースが多いのです。

ホリエモンを筆頭とするビジネス系インフルエンサーやあなたの上司やクライアント。このような人達は、基本的にあなたの事情なんて知ったこっちゃありません。あくまで自分の都合が最優先です。

あなたのへのリスペクトが全くない状況ですね。

このような人達にあわせて過度な即レスを行う事は、あなたが消耗するだけで百害あって一利無しなのです。

3.即レスは無駄な作業になる事が多い

「メール等が本当に届いたかどうかが分からないので、取りあえず連絡だけは即レスしてほしい。具体的な回答は後で構わないから」

人によってはこのような考え方もあるでしょう。

「かしこまりました。」「少々お待ち下さい」
「現在〇〇中ですので、〇時間後にまたご連絡します」

等、第一次的な返答について即レスして欲しいという趣旨です。

ただ、これは人によっては非常に無駄な作業になってしまう事があるのです。

例えば、あなたが数分後に会議に出席する必要があり、その準備に追われている時にクライアントや社内の人間からの問い合わせが立て続けにあったとします。

その数は10件。

会議が迫っている中、仕事が出来るビジネスパーソンであるあなたは、この10件について「これから会議ですので、後ほどご連絡します」なんて即レスするでしょうか?

多分しないと思います。

だって、後ほど連絡するのであれば、今連絡する事は無駄な作業ですし、優先すべき事はこれからの会議の事でしょう。

それなのに「即レスこそ仕事が出来るビジネスパーソンの証!」と即レスする事が目的になってしまうと本末転倒でしょう。

4.まとめ -本当に即レスを求めたい時は、ちゃんと相手に伝えるべき-

私自身、即レスを賛美している人と接する場合、非常に注意をしています。

このような人は相手の事情を一切考慮せず、とにかく「即レス」なので、無茶苦茶な要求をしてくる、基本的に人に対して思いやりが無い事が多いんです。

そのような人との接触は避けた方が無難ですし、逆に即レスを相手に過度に要求する事は「面倒な客認定」されるでしょう。

「即レスするのが出来るビジネスパーソン!」とあるべき論に固執する事ほど、実は思考停止で仕事が出来ないビジネスパーソンである事を露呈するのです。

また、そもそも「即レス」を要求するメールやLINE等の文字ツールはいつでも送る事が出来るのが前提ですし、いつでも返信する事が出来るのが前提です。

本当に信頼関係がある者同士であれば、レスポンスが6時間後でも1日後でも気にならないと思いますし、急ぎで連絡が欲しいのであれば、その旨をキチンと伝えるべきでしょう。

それが本当の意味で「出来るビジネスパーソン」ではないでしょうか?

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甲斐 智也甲斐 智也

甲斐 智也

起業家の為の表現力コンサルタント。元舞台俳優で熱き志をもった起業家を論理性と感性で支援する者。趣味はキックボクシングと朗読。保有資格は司法書士と2級FP技能士

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甲斐 智也

起業家の為の表現力コンサルタント。元舞台俳優で熱き志をもった起業家を論理性と感性で支援する者。保有資格は司法書士と2級FP技能士 (詳しい自己紹介は画像をクリック!)。

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