炎上マーケティングがそもそも「マーケティング」ではない理由

マーケティング

こんにちは。司法書士の甲斐(@tomoya_kai)です。

今や説明が不要と言えるぐらい有名になった炎上マーケティング。

特にインフルエンサーが知名度のアップを狙って繰り広げてきた手法ですが、最近は政治の世界でも使われるようになりましたね。

・・・今年の夏行われた東京都知事選のポスターとか、政見放送とか、ぶっちゃけ頭が痛くなるレベルです。

目立てば良いってもんじゃないよ、と。

あ、ちなみにこの炎上マーケティング、司法書士でも取り入れている方がいて、定期的に燃料を投下しているようですが、残念ながらイマイチ炎上はしていないようです。

それはさておき。

人々の心をざわつかせる炎上マーケティング、実はそもそも「マーケティング」じゃないんですよね。

なぜそんな事を言えるのか?

それはマーケティングの本質から導き出す事ができるからです。

1.そもそも、マーケティングの本質って何?

ほとんどのマーケティングの教科書的な本には、マーケティングの目的についてこのように定義されています。

「マーケティングとは、販売を不要にすること。」

販売活動が不要になる、つまり、競合他社より自社の商品が選ばれる事により、過剰な競争から抜け出し利益を得る事ができます。

その為に大切なのが顧客のニーズをしっかりと理解し、顧客のニーズに即した商品を開発・販売する事、つまり「顧客の理解」ですね。

で、この「顧客の理解」を突き詰めていくと、自分、つまり「自社の理解」も必要になってくるのです。

自社がどのような資源を持っていて、どのような商品・サービスを展開できるかを理解していなければ、顧客のニーズにあった活動なんて出来ませんからね。

このように、自社の理解や顧客の理解を行う為に、マーケティングミックス等の様々なツールが存在しているのです。

つまり、マーケティングの本質とは、「相互理解」なんです。

マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。

(日本マーケティング協会)
https://www.jma2-jp.org/jma/aboutjma/jmaorganization

2.炎上マーケティングが「マーケティング」ではない理由

では、昨今の炎上マーケティングがマーケティングではない理由ですが、もう分かった方もいらっしゃるでしょう。

そう、「相互理解」の視点がスッポリと抜け落ちているんです。

炎上マーケティングを行う人は「悪名は無名に勝る」と言う価値観で、手段を選ばず、とにかく人より目立とうとします。

さっき例で挙げた、東京都知事選のポスターとか政見放送とか、ぶっちゃけカオスです。

小学生かよっ!て感じです。

まぁ、取り敢えず目立った後で、適切な主張や商品を開発・販売すれば良いと言う考え方もあるのですが、ただ、炎上マーケティングをガリガリやっている人で、まともなコンテンツを作っている人って見た事ないんですよね。

顧客のどんなニーズに対して、自分がどのようなノウハウやスキルを提供できるのかを真剣に考えていませんので。

炎上マーケティングを行う人のコンテンツは「薄い」と言う批判の正体はまさにこれ。

まともなコンテンツ風には見えるのですが、やっぱり「相互理解」の視点が抜けているので、何と言いますか、独りよがりなんです。

こんな独りよがりの活動、マーケティングって言えますか?

3.まとめ 炎上マーケティングをしている人に聞きたい

個人的には、炎上マーケティングをしている人の気持ちを知りたいんですよね。

炎上マーケティングすれば有名になるけど、質の悪いアンチも来るし、ぶっちゃけ生産性が悪くないですか?

だったらしっかりとしたコンテンツ作って、地に足がついたビジネスやった方が良くないですか?

あと、そもそも、それは本当にあなたがやりたかった事ですか?

自分の心の底から、「やりたかった事」と自信を持って答えられますか?

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