「ルールを理解し変化に対応する事」はビジネスの大前提です

ビジネスマインド・ビジネス一般

こんにちは。司法書士の甲斐です。

誰かと仕事の話しをしているとき「何か話がかみ合わないなー」と思った事、ありませんか?

相手のコミュニケーション能力の問題もあると思いますが、話がかみ合わないのは他の理由の可能性があります。

それが、「大前提であるルールを理解しているか?」と言う視点です。

世の中には明示・黙示も含め様々なルールがあります。ビジネスも全く同じです。

ただ、この大前提のルールを理解しない、若しくは理解しようと努力しない、またはそのルールを自分勝手に解釈していると、とんでもない目にあったりするのです。

1.ルールを理解していないとどうなる?

分かりやすく法律の例を出してみましょう。

例えば、あなたが誰かとコンサルティング契約を締結し、そのコンサルタントに報酬を払ったとします。

で、何らかの事情でこの契約をお互いの意思で解除(合意解除ですね)した場合、払った報酬全額ではありませんが、コンサルタントに返金して貰える権利があなたに発生する可能性があります。

(契約で別のルールを決めていた場合は、そのルールに従います。)

これは法律問題なので、返金を求めるのであれば法律のルールに従って主張する必要があるんです。

・双方が契約を締結し、その契約が合意解除された。
・報酬を既に支払っている。

等々と言った事実の主張です。

このように法律では「法律的に意味のある事実」を主張するのがルールです。でも、一般の人は「法律的に意味の無い事実」も言ってしまいがちなんですね。

・「あいつは悪人だ!」
・「あいつは経営者としてレベルが低い」
・「あいつはレスポンスが悪すぎる!」

ビジネスパーソンとしてはこのような主張するのは正解かも知れませんが、「法律問題」と言うルールに当てはめたとき、このような事実を主張する事は全く無意味です。

「法律的に意味のある事実」ではないからです。

感情的にはスッキリするかも知れませんが全く無意味です。このような主張だけを行っても、裁判にはまず勝てないでしょう。

だから「前提となるルール」を理解する(理解しようとする姿勢)が重要になってくるのです。

2.ルールの変化にも柔軟に対応する必要がある

以上のお話を聞いて「そんなの当たり前でしょ。今更何を言っているの?」と思われるかも知れませんが、意外と「前提となるルール」を理解していないケースって多いんですよ。

このルールを理解しなければビジネスで失敗する可能性もありますし、取引相手と円滑なコミュニケーションが出来ない事があるでしょう。

まずはルールを理解する事。

さらに、ビジネスのスピードが早い現代社会では、「今までのルールが変わっていないか?」と常に問う事も必要ですね。

この「変化の兆し」を見逃し、ルールが変わった事を後から気が付いたら大変な損失を被る可能性があります。

有名なダーウィンの進化論で、

「この世に生き残る生物は、最も強いものではなく、最も知性の高いものでもなく、最も変化に対応できるものである。」

と言う記述があります。

これはビジネスでも同様で、環境変化に対応できない会社はいずれ淘汰されます。

ルールを理解するのは大前提ですが、その変化にも対応する必要があるのです。

3.まとめ

「ルールなんて理解するのは簡単!」

と思われるかも知れませんが、人間には思い込みと言うのがあり、往々にしてルールを理解した「つもり」になっている人が非常に多いのです。

そう言う場合、まずは思い込みや固定観念を捨て、まっさらな状態で物事を見るトレーニングを行ってみてはいかがでしょうか?

【追伸】

ルールとしての法律のお話をしましたので、もう一つ情報を。

ズバリ、「証拠」のお話です。

もしあなたが誰かと法的なトラブルになりお互いの話し合いで解決できなかった場合、裁判所に訴えを提起して問題解決を図る方法があるのですが、裁判所が何より重視しているのが「証拠」です。

その為、トラブルの相手の代理人弁護士から「あなたの主張を書面にて提出して下さい」等、文字情報の提供を求めてくる場合があるのですが、十分ご注意下さい。

これは、「(相手にとって)証拠が不十分な事実があるので、あなたが提出した書面を証拠として取り扱いたい」と言う意図があります。

このようなケースで書類を作成する場合、揚げ足を取られないよう、十分ご注意下さい。

【お気軽にお問い合わせ下さい】
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熱き志を持つ起業家を法律とマーケティングで支援する司法書士。趣味はキックボクシングと朗読。

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熱き志を持つ起業家を法律とマーケティングで支援する司法書士。趣味はキックボクシングと朗読。 (詳しい自己紹介は画像をクリック!)。

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