こんにちは。甲斐です。
2021年が始まったばかりですが、緊急事態宣言が再度出される事になり、これに伴い廃業する企業が続出すると言った予想もあります。
サラリーマンであっても今後は起業家の様に仕事を行い、例え会社が潰れたとしても自分で稼ぐ事が出来る能力を身に付ける事は当たり前となってくるでしょう。
その来るべき時にサラリーマンが「独立」を選択する場合、『今まで以上に専門家との人脈が重要になってくる』と言うのが今回のテーマです。
1.独立するのに必要な専門家は?
独立した場合、今まで会社が行ってきた機能を全部自分自身で行う必要が出てきます。
代用的な会社の機能を挙げてみましょう。
- 市場調査
- 商品開発
- 営業
- 契約、法務
- 商品、サービスの提供
- 会計処理、税務処理
- 総務関連
サラリーマンの場合、自分の部署の事しか意識する必要がなかったと思いますが、「企業活動」として考えた場合、これだけ横断的な機能が求められます。
つまり、独立すると言う事は、これだけの仕事を自分自身で行う必要があるのです。
これ、独立して自分でやってみないと分からないのですが、結構面倒くさいですよ。
その「面倒くさい」事に対応する為、我々のような士業やその他営業やマーケティングの専門家等がいるのです。
スモールビジネスのような規模が小さい場合、ご自身でこれらの業務を行っている人もいますが、理想的なのは、このような業務は専門家に任せ自分は本業に専念する。
これが今までもあったアウトソーシングの形ですね。
2.今後独立するのであれば、よりプロフェショナルな専門家を見つける能力が必要
さて、コロナ禍を契機に独立をしようと考えた場合、今後はより高度でプロフェショナルな専門家を見つける能力が必要になってくるでしょう。
それは何故か?
今まで以上に前例が通用しない、答えがない時代に突入し、自分自身で理屈を考え「0→1」で答えを考え出す必要があるからです。
独立するのであればあなた自身も専門家である必要がありますが、現代のような前例が通用しない、混沌とした時代に立ち向かうには個人個人の力では限界があります。
だからこそアンテナを常に立て、「高度でプロフェショナルな専門家」を探し出し、協力関係を構築する。
単純に企業としての機能ではなく、より高い次元での問題解決行う必要が、今後は高確率で迫られるからです。
幸い現代はSNSやブログで多くの専門家が様々な情報発信をしています。
彼らがどのような専門家でどのような具体的なスキルがあるのか?どのような思いで仕事を行っているのか?と言った事を良くチェックするようにして下さい。
気になった専門家がいれば、その発信した内容について、質問や意見交換をしてみるのも良いでしょう。
専門家であれば、自分の情報発信について建設的な意見があった場合、嬉しくて返信してくれる人がいますので。
(実際に私は気になった専門家がいれば、積極的にアプローチしています。)
なお、現代はオンラインで簡単に話し合いが出来る時代です。
近場の専門家に拘るのではなく、視野を広げ日本中や世界中の気になる専門家に目を配るべきでしょう。
3.専門家は具体的なスキル → キャラクターの順番で見る
専門家を見つける時に注意点が一つだけあります。それは、
- どのような具体的なスキルを持っている専門家であるかを知り、
- その上でどのようなキャラクター(人となり)であるかを知る
この順番で専門家をチェックすると言う点です。
実際は何もスキルが無いにも関わらず、自分の経歴を盛ったり、見た目の煌びやかさをアピールし、情報弱者を釣ろうとしている人がワンサカいます。
このような人達は自分がいかに凄いのかと言ったアピールが大得意です。
その為、キャラクターを先に見るのではなく、「専門家として具体的にどのようなスキルがあるのか?」と言う部分に注目するようにしましょう。
4.まとめ
繰り返しになりますが、今後は前例がますます通用しない、自分で答えを考え出さなくてはいけない時代に突入します。
その混沌とした時代を起業して生き抜くためには、自分自身が高度でプロフェショナルな専門家になるのは勿論、同じように高度でプロフェショナルな専門家の仲間を見つける必要があります。
そのような専門家同士の繋がりがあれば仕事上は勿論、起業家仲間としてプライベートもきっと充実するでしょう。