資格不要論に反論。起業する上で資格は取った方が良い理由とは?

ビジネスマインド・ビジネス一般

こんにちは。司法書士の甲斐です。

起業する、しないと言った話しになると良く出てくる論点があるのですが、今回お話する「資格不要論」もその論点の一つです。

ようするに、「起業してビジネスをやるのであれば資格なんてあっても意味がない。だったらとっととビジネスを始めれば良い!」と言う理屈です。

司法書士のような独占業務がある資格は話しは別です。

確かに、自分が行いたいビジネスにおいて特に資格が必要ないのであれば、時間も勿体ないですし、スピーディーにビジネスを行えば良いと言うのは、正しい意見のように思えます。

しかし、起業を行う上で資格は本当に必要ないのでしょうか?これに対する僕の回答は「No」となります。

1.「資格不要論」は、お客さんの意見ではない

散々語られている「資格不要論」ですが、良く議論を観察してみると、そもそもお客さんの立場から発信されている意見ではないんですよね。

圧倒的に多いのが、ビジネス系インフルエンサーからの発信です。

あと、個人的な経験なのですが、相続コンサルタントとか節税コンサルタントとか言った「〇〇コンサルタント」と名乗る人ほど資格を軽視する傾向が強いですね。

で、こんな感じでビジネスの第一線で活躍している(?)起業家が言うのであれば間違いない!と結論づけるのは非常にマズイです。ぶっちゃけ、プロ失格です。

それはなぜか?

お客さん視点ではないからです。

マーケテイングの基本中の基本である、お客さんの視点からこの事を考えてましょう。

ずばり、お客さんにとって起業家がその業務について資格を取るメリットとは何でしょうか?

少し考えてみて下さい。

どうでしょう、考えましたか?

絶対的な答えは無いのですが、僕が考えるメリットとしては、「体系的に知識を学んでいると言う、お客さんから見た安心感」です。

難易度の問題はありますが、資格を取得すると言うのは知識を断片的に勉強するだけではダメで、体系的に知識を学び、その知識を使いこなす力が付いて、初めて取得が可能になります。

なので、インターネットや書籍で軽く読み漁っただけの浅い知識・スキルよりも資格をしっかりと取得した方が、お客さんにとってみれば信頼できますし、お客さんに対する誠意の証にもなるでしょう。

これが僕が考える、「資格不要論」に対する反論です。

2.起業する上で資格を取得する場合の注意点・ポイント

① 資格を取得する事を目的としない

「起業する上で資格が不要ではない」としても、資格を取ること自体が目的となってしまったら、それはもう本末転倒になってしまいます。

・なぜ資格を取る必要があるのか?
・その資格はお客さんに具体的にどのような価値を与えるのか?

と言う点は常に頭の中に意識しましょう。

② 資格を取得する時間をかけない

資格を取るのはあくまで手段ですので、資格取得にやたらと時間をかけるのも本末転倒になってしまいます。

僕が取得した司法書士のような、高難度の国家資格を取得すればありとあらゆる場面で有利になりますが、それだけ時間がかかってしまいます。

その為、あなたが行いたいビジネスとの関係性も十分考慮し、資格取得の為の時間をかけないようにしましょう。

③ 資格コレクターにならない

確かに起業を行う上で資格を取得するメリットはありますが、だからと言ってやたらと資格を取りまくるのも問題です。

資格を取りまくった結果、ビジネスがスタートしないのであれば、やはり本末転倒になってしまいます。

目的にあった資格を取得したのであれば、早くビジネスをスタートさせましょう。

3.まとめ

  • 起業する上で資格を取得するのは、お客さんに対する誠意の証になる。
  • 資格を取得する目的を明確に。資格を取得すること自体が目的になったり、時間をかけすぎない。

以上の注意点・ポイントを守って、お客さんにしっかりと価値を届ける事ができるビジネスを行いましょう。

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熱き志を持つ起業家を法律とマーケティングで支援する司法書士。趣味はキックボクシングと朗読。

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