良質なサービスを受けたいときは、専門家に値引きを要求しない事

心理学・コミュニケーション

こんにちは。司法書士の甲斐です。

起業家であれば一番イヤな事、それは「値引き交渉」される事です。

B2BでもB2Cでも、値引きされるのが大好きな人はいないでしょう。

特に、何らかの専門分野で一人で起業している人は値引きされると死活問題になります。

大口の契約であれば戦略的に値引き出来るのですが、そうでは無ければ本当に困りますよね。

ただ、お金を払う依頼者としては安い方が当然良いと思いますが、値引き交渉した結果、依頼者にであるあなたに利益になる事もあるのです。

1.起業家は承認欲求の塊

そもそも、起業家と言うのは多かれ少なかれ、承認欲求の塊です。

「自分の商品やサービスを世間に認めて欲しい!」

その一心で24時間仕事の事を考え、自分のスキルを常に磨いているのです。

一般の人が遊んでいたり寝ている時でも、仕事の事をひたすら考えています。

そのような猛烈な努力の末、専門家の商品・サービスは生まれるのであり、パッと見「簡単そう」であっても、実はその裏側では精密な思考に基づいたサービスが展開されているのです。

だからこそ、専門家は自身を持ってプライシング(値付け)をしているんです。

(あなたが何らかの専門家で起業しているのであれば、きっとそうですよね?)

そのような状況の中で、簡単に「もっと安くしてよ?」と専門家が言われたらどうでしょう?

顔では笑っていても、

「いやいや、ふざけんなよ!」

と誰でも思うはずです。

なぜなら、承認欲求が満たされていないから。

つまり、専門家が自信を持って作った商品・サービスが簡単に値引きされると言う事は、承認欲求は勿論、人格を根本的に否定されると言う事なのです。

2.承認欲求が満たされないと・・・

とは言ってもお金を出す立場であれば「値段が安い方がいいじゃん」と思うかもしれませんね。

では、承認欲求が満たされず、人格が否定された状態で仕事を行った場合、どうなるでしょうか?

簡単に想像できると思うのですが、そのような精神状態では質が良いサービスを提供できる訳がないんです。

普通に仕事をしているように見えても、心の奥底ではやりきれない思い、「自分は世間から認められていないのではないか?」なんて負の感情が渦巻く事があるかも知れません。

そんな精神状態で高品質のサービスなんて提供出来ませんし、ミスも多発するでしょう。

「いやいや、そんなん甘えでしょ?専門家じゃねーよw」

と思うかも知れませんが、専門家だって人間、感情があるんです。

最高のサービスを提供されたいのであれば、専門家の承認欲求を満たしてあげる必要があるのです。

3.過剰な値引きは不正を招く

過剰な値引きを行う事は別の問題点もあります。それは、「過剰な値引きは不正を招く」と言う点です。

商品・サービスの金額が安くなれば消費者としては非常に嬉しいでしょう。

しかしその一方で過剰の値引きは本来削減してはいけないコストまでカットする事になり、結果として品質・安全面に重大な問題を引き起こす、違法行為に発展する事があります。

専門家が提供しているサービスも同様で、過激な値引きや相場と比べて異常に安い単価の専門家のサービスは本来かけるべきコストを削減している可能性があります。

かけるべきコストをかけていないので、本来やるべき事をやっていない。「法律で本来行うべき事をやっていない」=違法状態になっている可能性だって否定できないのです。

4.まとめ -どうしても値引きしたい場合-

とは言え、どうしても専門家が提示した見積もりに納得できない事もあるでしょう。

その場合、どうすれば良いか?金額を値切るのではなく、他の専門家を探すようにして下さい。

いちいち探すのは面倒ですか?安い金額で専門家に仕事を依頼したいのであれば、あなたもそれなりに努力する必要があります。

最低限の努力も行わず、専門家に対して値引きだけを行うのは虫が良すぎます。良質なサービスを受けたいのであれば、あなたも努力するようにして下さい。

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熱き志を持つ起業家を法律とマーケティングで支援する司法書士。趣味はキックボクシングと朗読。

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熱き志を持つ起業家を法律とマーケティングで支援する司法書士。趣味はキックボクシングと朗読。 (詳しい自己紹介は画像をクリック!)。

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