法人化する真のメリットとは?

会社設立・商業登記

こんにちは。司法書士の甲斐です。

個人事業主が法人化するメリットは様々ありますが、一番多く謳われているのが、税金面に関する事ですね。

色々な起業家の話しを聞いてみても、法人化=税金面のメリットを享受する、と言う考え方が主流なのかなーと思います。

と、税金面のメリットについて頭では理解しているけれど、法人化について踏ん切りがつかない人だっているんですよね。

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法人化して、本当にやっていけるのか?失敗したらどうしょう・・・。

目に見えないモノへの不安と言いますが、それに悩まれている個人事業主の方もいらっしゃいます。

このような悩みを抱えている人に対して、どんなに「税金面でこれだけメリットがあるんだよ」と言っても響かないですよね。

特に、

・B2C
・お客さんと一対一の仕事
・個人のノウハウ、スキルが重要になる仕事

の場合、「税金面以外に法人化のメリットってないじゃん!」と思いがちですが、実はこのようなケースでもちゃんとしたメリットがあるんです。

それはズバリ、法人化のもう一つのメリットである「信用」です。

1.法人化のメリットである「信用」とは?

良くお客さんや銀行から信用が得られる事が、法人化のメリットの一つと挙げられますが、抽象的すぎて良く分からないですよね?

銀行からの信用と言うのは「融資を受ける事ができる事」を意味しますが、お客さんからの信用とはなんなのでしょう?

これって突き詰めて考えていくと、

「法人と取り引きが出来るようになる」と言う意味だと思うんです。

企業によっては、個人事業主とは取り引きを行わないと決めている所もあります。その為、法人化すると取り引き出来る相手が必然的に増え、その結果、売上が安定する事にも繋がるでしょう。

でも、B2Cの事業、例えばパーソナルジムのような形態の場合、お客さんはあくまで個人ですので、やはり、税金面以外の法人化のメリットはないように思えます。

しかし、法人化する事でB2Cの事業であっても、同じ事業を行いつつ、法人のお客さんを獲得する事ができるのです。

例えば、社員の福利厚生の一環として、パーソナルトレーニングを利用してもらう、と言うのはどうでしょう?

また、その前提の営業方法として、会社経営者向けのパーソナルトレーニングも良いと思います。「結果を出し続ける経営者に必要なパーソナルトレーニング」のメニューを打ち出すとか。

こうすれば個人向けの営業としてチラシを何万枚も撒くより、法人相手に営業をかける方がより効率的ですし、何より多数の集客が見込める可能性があります。

これはあくまで一例ですが、

  • 法人化することで取引相手が増える(事業アイディアが増える)
  • その結果、売上が安定する(精神的にも安定する)

と言う図式が成り立ちます。

この「可能な事業アイディアが増える」と言うのが、法人化の真のメリットではないでしょうか?

2.制約を取っ払うと自由な発想が生まれる

  • 「法人化して失敗したらどうしよう」
  • 「本当に売上を作ることができるのか?」
  • 「法人化するとマインドが変わると言うけど、やっぱり自信がない」

個人事業主としてビジネスをガンガン走らせている人も、法人化する際にこのような悩みで押しつぶされそうな感覚になる事があります。

法人化した後の話しは目に見えないものですし、恐怖を感じるのもある意味で人間の本能として当然でしょう。

でも、このような「制約条件」ばかり考えても仕方がないんです。前に進む事が一切できなくなりますので。

だから、このような制約条件のワナに陥ってしまいそうになったら、

もし●●だったら(制約条件がなかった)、どんな事ができる?

と言った「If」の思考で考えてみて下さい。

今回のような、法人化するかしないか踏ん切りがつかない場合、

「もし法人化したら、どういうビジネスが出来るのだろうか?」

と自問自答するのです。

きっと今まで考え付かなかった発想が生まれてきますよ。

3.まとめ

個人事業主から法人化するのは未知の世界であり、不安になるのは当然です。

しかし、法人なりする個人事業主は星の数ほどいますし、法人化したからと言って、取って食われるモノでもありません。

まずは制約条件を取っ払い、「もし法人化したら、どういうビジネスが出来るのだろうか?」を楽しみながら妄想しては如何でしょうか?

その妄想が、法人化への不安が消えるアクセルになるはずですから。

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