ニーズがあるコンテンツを作る時の前提条件とは?

マーケティング・集客

こんにちは。司法書士の甲斐です。

副業を含め、初めて事業を行う際にこんな事を言われた事はありませんか?

「とにかくニーズだ。独りよがりの商品ではなく、ニーズがある商品を売る事が重要なのだ!」

確かにその通りでニーズがない商品は売れません。

ただ、ニーズを考えればそれで良いか言うと、けっしてそうではありません。

まずは、「自分の出来る事を詳細に明確にする」事からスタートする事が必要になってくるのです。

1.プロダクトアウトとマーケットインとは?

マーケティング用語であるプロダクトアウトとマーケットイン。

とっても有名な言葉ですので、どこかで聞いた事があると思います。

「プロダクトアウト」は、企業が商品開発を行う上で、作り手側の理論を優先させる事を言います。

買い手(顧客)のニーズよりも、「自社が良いと思うものを作る」という考え方です。

一方、「マーケットイン」は、顧客ニーズを優先し、商品の企画・開発を行い、販売していく事を指します。

プロダクトアウトは「自社が売りたい物を作って売る。」、マーケットインは「顧客が望む物を作って売る。」と考えると分かりやすいでしょう。

長らく日本企業はプロダクトアウトが中心でした。

「モノづくり日本」として、自社の技術力を高め「ウチはこんなに技術に優れた商品を作っているんだ。売れないわけがない」と言うスタンスだったのです。

ただし、その技術はしょせん独りよがりで顧客が求めていたものではありませんでした。

その為、日本企業は「マーケットイン」の考え方へシフトした経緯があります。

では、プロダクトアウトの考え方は間違っているのかと言えば、けっしてそうではありません。

プロダクトアウトからは「イノベーション」が生まれるのです。

代表的なのがiPhoneですね。

iPhoneは顧客のニーズから生まれたものでありません。

iPhoneはアップルが「こんな物があったらいいな」と考え開発、販売した典型的なプロダクトアウトの商品です。

だから、プロダクトアウトとマーケットイン、どちらも重要になってくるのです。

2.結局、あなたにあるリソースしかコンテンツに出来ない

とは言え、プロダクトアウトで商品を展開するのは中々難しいですので、最初はやはりマーケットインで顧客のニーズを徹底的に考え、商品開発を行うのがセオリーでしょう。

つまり、最初に市場調査を徹底的に行い、ニーズを把握すると作業ですね。

しかし、これが実は落とし穴なのです。

どう言う事か?

それは、どんなにニーズがあろうとも、あなたにそれを提供できるスキルやノウハウが無ければ全く意味が無いと言う事です。

例えば、婚活を希望している男性に

「女性とデートに行く際の服を選ぶ自信がない。誰かにコーディネートしてほしい!」

と言った強烈なニーズがあり、ファッションコンサルとしての収益も十分見込めるとします。

でも、あなた自身にファッションセンスや洋服をコーディネートするノウハウ・スキルが無ければ、このようなコンサルは出来ませんよね?

つまり、フリーランスとしてコンテンツ(商品)を作る最初の一手は、自分のノウハウ・スキルを棚卸し、自分のリソース(資産)を明確にする事です。

そして、自分のリソースがどのような悩みを抱えている人に、どのような方法で解決できるのか?と言ったニーズを調査する、と言う流れがセオリーなのです。

3.唯一無二のコンテンツは「ブレインダンプ」で作る

で、ここで問題が発生します。

あなたが誰にも真似されなかったり、トップレベルのノウハウやスキルがあれば良いのですが、ほとんどの方はそうではないはず。

つまり、例えあなたのコンテンツにニーズがあったとしても、そのままでは埋もれてしまうんですね。

これはハッキリ言ってもったいない。

だからこそ、あなたの潜在化しているリソースまで棚卸する「ブレインダンプ」が必要になってきます。

「ブレインダンプ」とは、頭の中身を『吐き出す』事です。

あなたのリソースのブレインダンプなので、

  • あなたが人より少しでも詳しいこと
  • あなたが人より少しでも得意なこと

これをあなたの頭の中から吐き出すように、紙に書いて下さい。

さながら、頭の中をブルドーザーが駆け回るイメージで、リソースを吐き出していきます。

これを最低100個、出来れば300個以上書き出すと良いでしょう。

「いやいや、そんなに得意な事ないよ!!」

と思われるかも知れませんが、子供の時の記憶を良く思い出して下さい。

例えば、本当に仲が悪かった同級生と友達になれた方法とか、勉強で苦手な科目を克服した方法とか。

自分の人生を追っていけば、いい加減な人生を送っていない限り、リソースの100個ぐらいは必ず出てくるはずなんですね。

そしてブレインダンプで出てきた自分のリソースを組み合わせて、ニーズがあるかを調査し、コンテンツ化していくのです。

なお、リソースのブレインダンプの具体的なやり方は、下記のページをご参照下さい。

4.まとめ

顧客のニーズを徹底的に考える事は非常に重要なのですが、そのニーズに対してあなたが提供できるノウハウ・スキルが無ければ意味はありません。

その為、

  1. まずは自分の顕在化・潜在化しているリソースの棚卸し(ブレインダンプ)をする事
  2. ブレインダンプで出てきたリソースに市場のニーズを照らし合わせる

この順番を常に意識するようにしましょう。

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