こんにちは。甲斐です。
人よりも得意な事や何らかの専門性があり、それらを生かして起業したい場合、一番頭を悩ますのが集客です。
どんなにニーズや収益性がある商品・サービスであっても、それなりに宣伝を行わなければ、あなたや商品・サービスの存在を誰も知ってくれませんので。
昔と違い現代はインターネットがあり、集客は随分と楽になりました。
特にブログは敷居が低く、コツさえ掴めば簡単に導入する事が出来るので、起業した人は集客目的のビジネスブログを書く事が多いと思います。
でもこのブログ、ほとんどの人が更新を行わなくなってしまい、結果として何の成果にも繋がっていない現状があるのをご存知でしょうか?
その理由は、そのブログが集客目的「だけ」で書いていたからです。
1.どのようなビジネスブログを書けば良いのか?
まず大前提のお話しとして、どのようなビジネスブログを書けば良いのかのお話しです。
これは単純明快で、あなたの専門性が分かるブログを書くべきです。
ビジネスパーソン、つまり何らかの専門家が書くべきブログは、その専門家としての情報の提供としてのブログなんですね。
つまり、特定の悩みを抱えている人やどうしても叶えたい願望がある人に対して、「このような解決方法がありますよ」と分かりやすい言葉で伝え(難しい言葉、良く分からない言葉は絶対NGです)、かつ「私だったらその悩みを解決する事が出来ます」と宣言するのです。
その為、「誰に対してブログを書くのか?」と言う視点が重要になってきます。
インターネットの世界は情報が溢れかえっています。
「世間一般の人全員」向けにブログを書いても他の情報の中に簡単に埋もれてしまいますので、想定顧客(ペルソナ)の設定が重要になってきます。
ペルソナは単純に「〇〇で悩んでいる人」と言うような設定では無く、性別、年齢、既婚者か独身者か、どのような性格なのか、どの様な仕事をしているのか、どのような趣味があるのか等、細かい設定を考える必要があります。
つまり、「不特定多数の誰か」では無く「特定の誰か」を設定して細かい部分まで考える事で、初めてペルソナが出来上がるのです。
この特定の誰か向けに、その人が抱えてる悩みを解決する為の情報をブログで書いて、「このブログは私の為に書いてあるんだ!」と他の情報に埋もれる事がない「刺さる」ブログ=集客出来るブログが、ビジネスを行う上で目指すべきブログになります。
2.どうして「集客」だけを目的にすると、ビジネスブログは続かないのか?
ビジネスブログの目的は「あなたがクライアントにしたいと思う人(ペルソナ)を集客する事」ですが、実は上述したとおり、集客「だけ」を目的とすると、ブログって続かないんです。
ブログと言うのは結果が出るまでに相当時間がかかりますし、それまで心が持たずにポキッと折れて更新が止まってしまう、そんな状況になる人がほとんどです。
私の実体験を挙げると、主に相続対策のブログを書いているのですが、結果が出始めたのが書き始めて3年、ページ数にして350ページでした(もしかしたら、もっと上手く出来たのかもしれませんが・・・)。
集客を目的としているにも関わらず中々結果が出ないのであれば、すぐに挫折しちゃいますよね?
では何を目的にすれば良いのか?
勿論、最終的には集客なのですが、その前にブログを見ている人にとって、「このブログを書いている専門家は信用に値する人物なのか?」と言う事を判断してもらう、それをブログの目的とするのです。
集客「だけ」を目的とすると、どうしても独りよがりの記事になります。
そうではなく、あくまでブログを見ている人が「この専門家に相談したい」と思ってもらえるような記事を書くのが重要になってきます。
ブログを見ている人とブログを通じてコミュニケーションを行う、この意識がブログを長く続けるコツと言えるでしょう。
3.その他の注意点
一つだけ注意点を挙げます。
それは(当たり前ですが)「記事は専門家が自分自身で書かなくてはいけない」と言う点です。
専門家がその知見に基づいて記事を書く必要がありますので、アフィリエイトのように記事の作成を誰かに任せる事は出来ません。
記事代行業者に丸投げ等は絶対にNGです。
また、集客出来るブログにする為には、上述した通りある程度の記事数が必要になってきます。
集客が出来る様になるまで、地道にコツコツと作業する必要があります。
この根気さが無ければ、ビジネスブログで集客する事は難しいでしょう。
4.まとめ
最近は様々なインターネットのツールがありますが、「あなたの事を信用してもらう為のツール」としてはブログが最適です。
ただし、実際はブログだけではなく記事を拡散するTwitter等のSNSも大切ですし、出来る事は全部やると言うスタンスが必要でしょう。
そして独りよがりにならない、愛されるコンテンツをコツコツと作成していく、その地道な行動がいずれ結果に繋がっていくのです。